おもしろお役立ち

得をする話し方と残念な話し方

人間関係はお互いの相性や立場、年齢・性別などでうまくいくかどうかが決まるように思っている方が多いのではないでしょうか。しかし、そうではなく「話し方」で人間関係は良くも悪くもなるのです。まず、世の中には2種類の人間がいます。

  • いつも和やかでにこにこしている
  • 色々な人に誘われる
  • 「あの人のためなら」と周囲に思わせる

一方ではこんな人もいます。

  • いつもイライラしていて周りに人がいない
  • あまり誘われることがない
  • 号令をかけても周囲が動かない

この二人は一体何が違うのでしょうか。その要因として「話し方」だと思っています。見た目や社会的立場が全く同じ場合、「話し方」ひとつ違うだけで人生は大いに変わります。

話し方ひとつで人生は得をしますし、損もします。どうせなら【得】をする話し方をした方がいいと思いますよね。【得】する話し方をして、ビジネスシーンや恋人関係などを良好に築いていきたい!と思いませんか?そんな「得する話し方」をいくつかご紹介していきたいと思います。

得する人

基本的に「聞き役」になる

損する人

自分主体の話ばかりをする

例えばあなたがお友達と会話をしているとき、お友達が「この前〇〇っていう映画を観に行ったんだよね」
と言ったとしましょう。あなたはその返答をどのようにしますか?

  • 「その映画、先週観に行ってきたよ!とても面白かったよね。良かったところとかある?」
  • 「その映画、先週観に行ってきたよ。なんだかつまらなくて途中眠くなっちゃって。その映画よりは××っていう映画の方が好きかなぁ。だってそっちの映画はね・・・」

どうでしょうか?映画を観に行ったお友達は、もっとたくさん色々と「こういうところが良かった」「こういうところに考えさせられた」などと話をしたかったかもしれません。
ところが、あなたはその先の話を聞かずその映画が面白くなかったというネガティブな話をしてしまうどころか、話に出てきていない映画を持ち出し話をしはじめてしまいました。お友達はイヤなおもいをし、あなたへの好感度は下がったことでしょう。これは完全に「残念な話し方」です。一見相手の発言を聞いているように見えますが、相手の話はまったく耳に入っていません。自分の言いたいことを話し出してしまうのです。話したがりは嫌われます。

相手の話を聞くだけで好感度はアップします
得する人

沈黙も会話の流れだと身を任せる

損する人

沈黙を埋めようと無理に話をする

「会話が途切れるのはまずい」「とりあえず何か言わなくちゃ・・・」と考えてしまう人が多いはずです。
これは「残念な話し方」なのです。無理に話をつなごうと質問ばかりすると、尋問のようになってしまいます。だからといって、自分の話ばかりをすると印象もよくありません。
つねに沈黙を埋めることばかり考えてしまう人は、「余裕のない人」に見えて、魅力的には見えません。では、どういった方法がいいのかというと≪一番得をするのは「沈黙を怖がらない」話し方≫です。沈黙になったからと言って、誰も困らない。会話の間合いなど、むしろ自然なものだ。頭ではそうわかっているのに、動揺してしまうのはなぜでしょうか?
それは、会話の沈黙をコミュニケーションが途切れた瞬間と勘違いしているからです。

会話というものは、お互いが気持ちよくコミュニケーションするために行うもので、常にどちらかが言葉を発していなければいけないというルールはありません。この場を盛り上げたい!と思う気持ちは悪いことではありませんが、不要な場合が多いのも確かなのです。
ではなぜ、不要な場合があるのか?それは会話のタイミング・テンポが人によって違うからです。
相手が喋らなくなったとしても、これから話す内容をじっくりと考えているだけかもしれません。会話のペースがゆっくりになってきたときには沈黙を怖がらず、笑顔で「それで?」と促すのも効果的かもしれません。

自分も相手も「心地良い」と感じる会話とは「リラックスした会話」なのです。座席の位置をとってみても、少し変えるだけでリラックス度は変わるかもしれません。たとえば、正面で向き合うと相手のどこを見たらよいのか困る、という人にはカウンター席のように並んで座れる場所を選んでみるのもいいでしょう。

落ち着いて話せば気まずくならない!

自然と盛り上がる会話術

どんな会話も一連の流れがあります。

①質問をする
②相手が質問に答える
③リアクションをする
④つづけて質問をする
⑤話を膨らませる

基本的に質問をして話を膨らませていきます。ですので、≪質問力≫が会話を続けるために重要になってきます。そして質問には、良い質問の仕方と悪い質問の仕方があります。

【悪】
「月9のドラマ見てる?」と質問をすると「見てるよ or 見てないよ」と答えが返ってくるはずです。
「見てるよ」と答えが返ってきた場合は、話を膨らませることができるでしょう。
しかし「見てないよ」と答えが返ってきたら、そこで会話はストップ。また違う話題を考えなければなりません。

【良】
「芸能人で誰が好き?」と質問すると「◯◯だよ」と答えが返ってきますよね。
「そういえば、月9に出てるよね」「◯◯の映画に出てたよね」など色々なリアクションと次の質問の方法があります。また、「どんなところが好きなの?」と聞けば、そこから更に会話がはずんでいくかもしれません。質問の仕方を変えて、会話を盛り上げましょう。
「はい」か「いいえ」で答えることが出来るもの=これは話が膨らまないNG質問です。

得する人

ほめられた事を素直に受け入れ会話を広げる

損する人

ほめられても「そんなことはない」と否定する

ほめられた時に素直に認めると、「偉そうに思われるのでは?」と心配になる人も多いようです。とはいえ、相手がせっかくほめてくれているのに「いやいや」「そんなことないですよ」と否定し続けるのは、かえって失礼になる場合もあることでしょう。

ではなぜ、失礼になるのか?そもそも相手は本気でほめたいと思っているとは限らないからです。むしろ、会話のきっかけを作ろうと思った結果であったり、会話の潤滑油としてほめている場合も少なくないのです。それなのにほめられたことを間に受けて「とんでもないです!」などと謙遜していては、別にそこまで真剣にほめたつもりではないけどな・・・とかえって面倒くさがられているかもしれません。では、どういうリアクションをすれば【得】なのでしょうか?

たとえば、ほめられたら会話を広げるチャンスと思うのはどうでしょうか?「その洋服ステキですね」と言われたら、あなたはどのように答えるでしょうか。
・「いえいえ、そんなことないです」
・「ありがとうございます。実はこれ〇〇でセールで買ったんです」

前者の回答であれば、そこで終了してしまいますが、後者のような回答をすると
「もうセールの時期ですか。早いですね」「どこのブランドなんですか?」などと会話が広がっていくか
もしれません。

ほめられたら謙遜せず会話を広げよう
得する人

内輪だけで盛り上げる話をする

損する人

みんなが盛り上がる話をする

飲み会などの場で、複数人と飲んでいる時についつい内輪ネタで盛り上がってしまうことはないでしょうか。1対1であればもちろんいいのですが、その内輪ネタに入っていけない第三者がいる場合、その人は全くわからないため寂しい思いをしてしまいます。こういった、誰かを仲間外れにしてしまうコミュニケーションは「残念な人」です。

「残念な人」にならないためには、 みんなが集まる場で内輪ネタに走らないことです。もし、初対面の数人が集まる場面があり共通の話題がなにもなく、天気の話題ぐらいしかなくてもがんばって天気の話題をしましょう。天気の話なんてつまらない、と思うかもしれませんがラクな内輪ネタに走るよりかははるかに良いでしょう。

それでもどうしても、内輪ネタを話したい時の裏技として・・・
周りに気を使いながら話していくのが【得】する話し方です。具体的な対処法としては、内輪ネタを「解説」しながら話していくことです。
「〇〇先生、覚えてる?」「覚えてるよ!あ、〇〇先生って高校生の時の数学の先生で面白い先生がいてねと、解説された人が実際にわかるかどうかが問題ではなく、≪第三者の人を仲間外れにしないという気づかい≫こそが重要なのです。あなたのことを忘れていませんよ、という気づかいがみえると解説された方は、自分のために説明してくれているんだと感じるはずです。内輪ネタはラクですし、楽しいものですがそれでも複数人のコミュニケーションで重要なのは

①みんなを大切にしていますよ
②ここにいるみんなのことを見ようとしていますよ

という姿勢を示すことです。特定の人にしか分からない話題で盛り上がるよりも、多少盛り上がりに欠けるけれどみんながわかる、好かれるような話し方をした方が結果的には【得】するはずです。

モテる人は気づかい上手

初対面のときに有効な話題

住んでいる場所/出身地 「どちらから来られたのですか?」などと声をかけてみましょう。もしかしたら地元同士かもしれませんし、近くによく行くお店があるなど、土地勘のあるところに住んでいるかもしれません。
趣味 自分から言い出すきっかけはあまりないものの、聞かれれば大いに語れる話題が趣味に関することです。
出身学校 在籍していた学部や学科、参加していたサークル活動など、自己紹介も兼ねて話しかけてみましょう。
テレビ/YouTubeなどの動画 たとえその番組や動画を知らなくても、出演している俳優やお互いのおすすめ動画の話で盛り上がることができます。

避けた方がいい話題

政治や宗教など賛否が分かれる社会問題 最初は会話が盛り上がっても、気づいたら意見が対立して、ヒートアップしてしまう恐れもあります。
応援している野球やサッカーチーム 熱狂的なファンの中には、ひいきのチームが負けると感情的な反応を示す人がいます。敵対するチームを応援していると知っただけで、不穏な空気になることもあります。
容姿 容姿に触れる話題はNGです。たとえ褒め言葉であっても、セクハラになることがあります。容姿については、誰もが何らかのコンプレックスを抱いているもの。
お金 お金の話題はデリケートですし、印象もよくありません。「デリカシーに欠ける人」と不快に思われる可能性があります。
得する人

とにかく性的な話題はスルー

損する人

下ネタが盛り上がると思っている

とある飲み会に参加した時のことです。初対面の人が多いその席で、ある男性がこう言いました。
「〇〇にこんなお店があってね・・・。有名人も結構来てるらしいよ」と、”夜のお店”のはなしをノリノリで話しはじめたのです。その場にいた女性たちは、一応作り笑いは浮かべていますが明らかに迷惑そうな顔。その空気を感じとった男性陣も苦笑いです。本人は悪気がなく、盛り上がると思い話しているつもりですがこれには困りました。
改めて言うまでもないことですが性的な話題は大人のコミュニケーションにはふさわしくありません。
男性陣だけで飲むとき、バカな話で盛り上がるのが楽しい夜もあるでしょう。しかし、仲良くするために下ネタを持ち出さなければいけないのは、逆に言えば「下ネタ無しでは盛り上がれない関係」という事。そんな二流なコミュニケーションをとって、また次もあなたを誘いたいと思われるでしょうか?

人づきあいとは、ただ話が盛り上がればいいというだけではないのです。とにかく不快に思われる可能性のある話題は徹底的に避けるのがベストであり、大人としてのマナーです。

下ネタは避けるのがベスト
得する人

「次は私がお誘いします」と言う

損する人

「また誘ってください」と言う

飲み会に参加したとき、さぁ解散しようかというときに相手から「また誘ってくださいね」or「次はこちらが企画しますので、ぜひまたお願いします」あなたならどちらが嬉しいでしょうか。また飲みたい!と思うのはどちらでしょうか。

「また誘ってくださいね」では当然受け身であり、企画をたて人を誘うのは大変なことですが、また相手にその手間をかけさせてしまいます。
今は受け身の人が増えてきているようです。そんな時代だからこそ、自分から企画して声をかけるという役割を率先しておこない「今回はやってもらったから次は自分が」という態度を示し、相手にまた飲みたいと思われるのが【得】する行動と言えるでしょう。
相手が目上の人であっても、誘われて悪い気はしないはずです。前向きな気持ち、やる気を伝えることで結果的に≪受け身でない気持ち≫が伝われば、また誘われる可能性も高くなるのです。

「プリーズ」ではなく「レッツ!」を
得する人

すぐ用件を伝える

損する人

前置きが長い

自分から話しかけておいて、なかなか用件を言わない人がいます。前置きが長く、何を言いたいのかわからない。なかなか本題に入ってくれない。これは「残念な人」の話し方です。

【得】する話し方は、用件から話しはじめることです。
そのためのコツとして、とりあえず用件をひとつに絞ることです。最初に用件を言えないのは、相手に話したいことが多すぎてひとつに絞れないからです。上司などへの相談も用件から言うと効果的です。
困ったことが起こった時に、すごく困っていることを最初にダラダラ言うのではなく、こういう事が起こり相談があるのですが、と用件を簡潔に伝えることで上司も内容をすぐに把握することができ、スムーズに次の会話へうつすことが出来ます。
どうしても用件を絞って伝えるのが難しいと思ったら、まずは英語で何かを伝えようとする時どうするかを考えてみてください。日本人が英語で何かを伝えようとする時「〇〇を〇〇したい」とシンプルに伝えようとするはずですよね。英語ならどう言うか、を意識してみるのも【得】する話し方の方法です。

シンプルなコミュニケーションが鍵

最後に、少し言い方を変える・置き換えただけで得するフレーズを3つご紹介します。同じような意味でも言い方を変えるだけで「天国」にも「地獄」にもなります。ぜひあなたもこの機会に【得】する話し方にチェンジして人生を好転させてください。

×「〇〇じゃないですかぁ」◎「〇〇です」

これは共感を求めるを通り越して、やんわり共感を「強制」してしまっています。  中には押しつけがましいと感じる人もいるかもしれません。  ここは、「今日は暑いですね」などストレートに伝えましょう。

×「逆に」◎「それで言うと」

反対の意味でもないのに「逆に」をよく使う人は損をしています。インパクトのあるフレーズで  相手の興味を引こうとしているかもしれませんが、言われた方は否定された気分になり特に  「逆」でもない話を聞かされうんざりです。それで言うと」などを言うと、肯定的な言葉で好印象です。

×「すみません」◎「ありがとう」

本来「ありがとう」というべきところを「すみません」という人は損をしています。  何かをしてもらったときに、ストレートに「ありがとう」という方が好印象です。難しければ「どうも~」でもいいでしょう。