エアコンを売る前に確認することは?型式・動作・取り外し・搬出の準備

引越しや買い替えでエアコンが不要になったとき、本体が壁に付いたままでも査定を相談できます。ただし、室内機だけを見ても、買取できるかどうかや取り外しにどの程度の作業が必要かは判断しにくいものです。メーカーや型式、製造年に加え、室外機の設置場所、配管の状態、リモコンの有無などが分かると、相談が進めやすくなります。まだ通電できるのであれば、取り外す前に運転状態も見ておきたいところです。先に配管を切ったり室外機を動かしたりせず、今の設置状態を写真に残してから査定と取り外しを相談します。

室内機と室外機の型式・年式を確認する

室内機と室外機の型式・年式を確認する

銘板を撮影しメーカーと型式を伝える

エアコンを査定してもらうときは、室内機と室外機にある銘板を撮影しておきます。メーカー名だけでなく、型式や製造年が分かれば、能力や年式を確認しやすくなります。室内機の下側や側面、室外機の側面などにシールが付いていることがあります。文字をメモするより、型式まで読める写真を一枚残しておくほうが間違いも減らせます。室内機だけでなく、室外機も同じ機種のものか確認できるようにしておくと安心です。

リモコンや説明書などの付属品をまとめる

リモコンが残っている場合は、本体と一緒にしておきます。説明書や保証書、取り付け時の書類などが見つかれば、それも査定時の参考になります。ただし、付属品を探すために家中を片付け直す必要はありません。引越し準備の途中で見つかったものを、一か所へまとめておく程度で十分です。リモコンが見つからない場合も、先にそのことを伝えておけば、現地での確認がスムーズになります。

通電できるうちに運転状態を見る

通電できるうちに運転状態を見る

冷暖房と風量を普段使う範囲で確認する

まだ電気が使える状態なら、取り外す前にエアコンが通常どおり動くかを見ておきます。冷房や暖房の切り替え、風が出るか、ルーバーが動くかなど、普段使っていた範囲で確認できれば十分です。査定のために長時間運転したり、内部まで細かく点検したりする必要はありません。これまで問題なく使っていたのであれば、そのことを伝えればよく、気になる症状がある場合はあわせて共有します。

異音・におい・水漏れ・エラー表示はそのまま伝える

運転中に大きな音がする、においが気になる、水が漏れる、エラー表示が出るといった症状があれば、隠さず伝えます。査定前に自分で修理しようとしたり、状態をよく見せようと無理に手を加えたりする必要はありません。症状が出たときの表示や室内機の状態を写真に残しておけば、相談時にも説明しやすくなります。正常に動くかどうかだけでなく、どのような状態で使われていたかも判断材料になります。

清掃はフィルターと外装の軽い手入れで十分

清掃は外せる範囲にとどめる

フィルターと外装のほこりを軽く落とす

査定前にできることとしては、フィルターのほこりを取り、室内機の外側を軽く拭く程度で十分です。長く使っていたエアコンなら、多少の汚れや使用感があるのは自然なことです。無理に新品のようにしようとする必要はありません。取扱説明書で外せる部分が分かる場合だけ、普段の掃除と同じ範囲で手入れします。

内部洗浄や分解は査定前に行わない

熱交換器や送風ファンなど、内部まで自分で分解して掃除するのは避けたほうがよいでしょう。誤って部品を傷めたり、水分が電装部分へ入ったりすると、査定前に状態を悪くしてしまうことがあります。内部の汚れが気になる場合も、そのまま伝えれば十分です。取り外す予定だからといって、配線や配管を先に触る必要もありません。

室外機と配管の設置条件を写真で伝える

室外機と配管の設置条件を伝える

室外機がどこに置かれているか分かる写真を撮る

取り外し費用や作業方法を考えるうえで、室外機の設置場所は大きなポイントです。地面やベランダに置かれているのか、屋根の上や壁面に設置されているのかで作業条件が変わります。室外機だけをアップで撮るのではなく、その周囲まで分かる写真を残しておくと説明しやすくなります。室外機までの通路が狭い、手すりを越えて作業する必要があるといった状況も、写真があれば伝わりやすくなります。

高所設置や隠蔽配管など特殊な条件も伝える

配管が壁の中を通る隠蔽配管や、室外機が高所に設置されている場合は、一般的な取り外しとは作業内容が変わることがあります。化粧カバーが付いている場合も、どこまで取り外すのか確認が必要です。見ただけでは分からない場合は、室内機から外へ延びる配管と、室外機周辺を撮影して相談します。自己判断で化粧カバーや配管を外すより、現在の状態をそのまま見てもらったほうが安全です。

取り外しと搬出は設置状況を確認してから進める

取り外しと搬出を安全に計画する

配管を切ったり室外機を先に動かしたりしない

エアコンは室内機と室外機が配管でつながっているため、家具のように本体を外して運ぶことはできません。売却を考えているなら、査定前に配管を切ったり、室外機を外したりせず、設置された状態から相談します。取り外し方法によっては再利用のしやすさにも影響するため、撤去作業まで含めて相談できるかを確認しておくと安心です。高所作業や特殊な設置の場合は、対応できる作業範囲も事前に伝えておきます。

集合住宅では搬出時間や共用部の条件も確認する

マンションなどでは、エアコンを外したあとに室内機や室外機を共用廊下やエレベーターを使って搬出することがあります。作業時間の指定や養生のルールがある建物では、管理会社への連絡が必要になる場合があります。室外機が大型だったり、複数台をまとめて取り外したりする場合は、車両を止められる位置も確認しておくと作業の段取りを組みやすくなります。

エアコンは外す前の状態がいちばん相談しやすい

不要になったエアコンを売却したいときは、先に取り外すより、壁に付いた状態で型式や年式、運転状態、室外機の設置場所を確認しておくほうが相談しやすくなります。室内機と室外機、リモコンがそろっているかを見て、配管や高所作業など特殊な条件があれば写真で伝えます。査定額だけでなく、取り外しや搬出にどのような作業が必要なのかも一緒に確認しておけば、実際に手元へ残る金額も分かりやすくなります。引越しや退去の日が決まっている場合は、ぎりぎりまで取り外さずに待つのではなく、まだ通電できるうちに査定と撤去日程を相談しておくと、その後の予定を立てやすくなります。

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